ジャニオタが勉強してみた

生粋のジャニヲタが、人生のお勉強をするブログ

村上信五くんと経済クン 18.05.05

今回は

①大山田から考える分散投資
②投資商品
③単語説明

 

以上3点についてまとめてみました。


①大山田から考える分散投資
ラジオでは「1銘柄だけに絞らない」「一時点で買わない」という分散投資の話をしていましたが、なぜ分散投資が必要なのか。
分散投資の時によくたとえ話で用いられるのが「卵をひとつの籠に盛るな」という格言。

ここである童話をお話しします。

<ストーリー1>
とある森に村子ママと青頭巾安子が住んでいました。
村子ママは青頭巾安子に卵を9つ渡して、森の向こうにある横子おばあさんのおうちに持って行ってくれるようお使いを頼みました。
青頭巾安子は籠いっぱいに9つの卵を入れて歩いていると、木陰からやんちゃな柴犬リョーが急に飛び出してきました。
びっくりした青頭巾安子は籠の中の卵を全部落として割ってしまいました。

 

<ストーリー2>
ある森に村子ママと青頭巾安子が住んでいました。
村子ママは青頭巾安子に卵を9つ渡して、森の向こうにある横子おばあさんのおうちに持って行ってくれるようお使いを頼みました。
青頭巾安子は両隣に住む緑頭巾倉子と橙頭巾丸子にも声をかけて、3人で一緒に横子おばあさんのおうちに行こうと誘いました。
緑頭巾倉子と橙頭巾丸子は、うっかりものの安子を心配して、それぞれ3個ずつ卵を持って行くと申し出ました。
3人で歩いていると、木陰からやんちゃな柴犬リョーが急に飛び出してきました。
びっくりした青頭巾安子は籠の中の卵3個を全部落として割ってしまいました。
けれど、緑頭巾倉子と橙頭巾丸子の卵6個は無事でした。

 

橙頭巾丸子は柴犬リョーと遊びに行き、泣いている青頭巾安子を緑頭巾倉子が慰めているときに、緑頭巾倉子はパパから聞いた話を思い出しました。
それは卵を温めると可愛いヒヨコが生まれるという話。
泣いている青頭巾安子のために、緑頭巾倉子はおもむろに卵を温め始めると、みるみるうちに卵の殻が割れてかわいいヒヨコが3匹生まれました。
それを見た青頭巾安子もいつの間にか笑顔になりました。
動物好きの青頭巾安子は生まれたヒヨコを可愛がって育てていたところ、ヒヨコはどんどん成長し大きな鶏3羽になりました。
その3羽はどんどん卵を産んで、それを見た村子ママは「これはお金になるで!」と言ってどんどん売ってお金がいっぱい入ってきました。
緑頭巾倉子はそのお金で、自分が大好きな鶏メインの焼き鳥屋を開店させ、みんなを呼んで仲良くお腹いっぱい御飯を食べました。

 

というメルヘンな話(笑)

ストーリー1では卵が全部ダメになってしまいましたが、ストーリー2では卵が残っただけでなく、そこから時間がたつと焼き鳥屋まで開店できるまでになりました。

一つの籠に盛ると全部がダメになってしまう可能性があるけど、分散することでそのリスクが軽減される。
それだけでなく、長期で運用することによって、3つの卵が大きな資産に化けるということです。

 


②投資商品

投資するためには、まず<投資する目的>を決めるのが大事です。

『老後の資金が心配』『小遣い稼ぎをしたい』『めっちゃ儲けたい』等いろいろあるかと思います。
老後の資金が心配なのであれば、長期的な運用商品を
小遣い稼ぎをしたいのであれば、適度なリスクとリターンの商品を
めっちゃ儲けたいのであれば、ハイリスクハイリターンの商品を選ぶことになります。

じゃぁ次に<投資する商品>を選ぶことになるのですが、リスクと運用期間で選んでいきます。
リスクと運用期間に基づいた商品については18.04.14 のブログに投資の種類を載せているので参考にしてみてください。


ラジオで紹介された商品については下記に説明しておきます。
「株」
株とは、企業にお金を預けるからそれで設けた分を利益として還元してください、という仕組み。
証券会社で取引が可能。
先生がおっしゃってた「1万円未満から株のやりとりができる」というのはミニ株のことだと思われます。

国債
国債とは、国にお金を貸すから利子を払ってください、という仕組み。
利付国債と割引国債があります。
利付国債はたとえば、1万円貸したら年に2回いくらか利子を受け取れる仕組み。
割引国債はたとえば、9000円で購入したら満期が来たら1万円返してくれる仕組み。

株式と国債は天秤の関係になっていて、「国債の債券価格が上昇すると株価は下落する」し「債券価格が下落すると株価は上昇する」相関関係になっています。
理由は長くなるので割愛。
だから国債の人気が出れば自ずと国債のメリットは下がって、株のメリットが上がるから株の人気が上がる、という流れを繰り返しています。

 


③単語の説明
マクロ経済学
国の経済全体の動きを俯瞰的に分析する学問です。
具体例としては、物価、インフレや失業、経済成長等を指します。
参考までにマクロ経済学の反対語は「ミクロ経済学」と言い、こっちは個々の家計や企業など個別の経済を分析する学問です。

GDP
国内総生産と言われるもので、Gross Domestic Productの頭文字。
ある一定期間内に、ある国内で新しく生産された財やサービスの付加価値合計のことを言います。
簡単に言うと、1年間の間に国内で生み出された「もうけ」を全部足したものです。
経済活動の規模や動向を総合的に示す指標として使われています。

 


(おまけ)
株の騰落率について調べてみました。2018.05.06時点
値上がりトップは「AppBank」
値下がりトップは「ネットマーケティング
でした。