ジャニオタが勉強してみた

生粋のジャニヲタが、人生のお勉強をするブログ

村上信五くんと経済クン 18.04.14

今回は

①単語の説明「BRICs」「マイナス金利

フェルミ推定とは?

③投資の種類はどんなものがあるの?

この3つについてまとめました。


①【単語の説明】

 BRICsとは」
読み方:ブリックス。
ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字をつなげたもの。
2000年代以降にグイグイ経済発展を遂げた4か国を指します。
この4か国に南アフリカ共和国を加えたものはsが大文字になってBRICSと呼ばれています。
ちなみに門倉先生が研究されいるのはBRICsの小文字の方でした。

 
「マイナス金利とは」
銀行が日銀にお金を一定額以上預けていると、マイナスの金利が付くので日銀にお金を取られてしまう仕組み。
なので銀行は日銀にお金を預けず、お金を運用したり貸付に回す。
投資としては一番安全なのは国債なので、銀行は国債をいっぱい買って、結果、国=政府が一番儲かる。


②【フェルミ推定とは】
実際に調べるのが難しいような大きな数字を、いくつかの手掛かりを元に推測して概算するやり方。

話題に出ていた「ピアノの調律師の数」はアメリカで有名な問題で、日本では「電柱の数」がめっちゃ有名な問題です。
そのほかに「マンホールの蓋はいくつある?」も有名。
コンサル会社の入社試験によく使われます。

イメージしにくいので具体例を挙げてみます。
入社試験で「日本における電柱の数はいくつ?」という質問に対して、AさんとBさんの回答を見てみましょう。

Aさんの仮定と答え
「そういえば家の前に電柱があったな。となると1家族に1本ぐらい?
核家族化が進んでるし1家族3人と仮定すると、1億2千5百万÷3人=4千万本ちょい。

答え:4000万本あります」


Bさんの仮定と答え
「日本の総面積はどれくらいだろう?日本を長方形に見立てて計算してみようかな。
東京大阪間は新幹線で2時間半かかるから、新幹線が時速150キロとしたら400㎞?
東京博多間は大阪の倍ぐらいだから東京から九州の端までは1000キロぐらい?
じゃぁ、東京から北海道までも同じくらいだから、北海道の端から九州の端まで400㎞×4=2000㎞ぐらいかな?
縦の幅は大阪名古屋間くらいだから400㎞の半分で200㎞で計算しよう。
とすると日本の総面積は2000㎞×200㎞=40万㎢かな?
そういえば、山の中には電柱ってないよね。日本は山が多いから6割ぐらいが山で4割の都市部に電柱が密集してるのかな?
電柱の間隔ってどれぐらいだろう。学校の50m走で走ったくらいの間隔かなぁ。
じゃぁ、道路の100mあたり2本電柱があると仮定しよう。
道路は土地の面積100m×100m四方の中に一本通ってるとして、四方の中に電柱が2本あるってことになるよね。
とすると、日本の総面積40万㎢のうち4割の都市部に1㎢キロ平方メートル当たり200本あると考えると、3200万本あるのではないか?
答え:3200万本あります」


と、まぁ、結局AもBも同じような結果になりました。
入社試験ではどこまで細かく計算できるか&切り口を見られるけど、日常生活ではここまで出来なくても問題ないかと。
もちろん私も出来ないし(笑)
ただ、これを知っていると「本当にこのデータは正しいのか?」と数字に疑問を抱くきっかけになるし、怪しい数字に騙されにくくなります。
あと、論理的思考のトレーニングにいいので、たまに数字を見たらその根拠を考える癖をつけると楽しいかも。

 

 

③【投資の種類】

投資の話が出たので、投資の種類について最後に簡単にまとめてみました。


株式投資
リスク ★★★
リターン★★★
会社に対して私のお金を投資するから、頑張って会社の価値を上げてね&利益が出たら分けてね、という仕組み。
例:某貴族の株を買うから、パパさん頑張って売上を上げてよ。買った金額よりめっちゃ高くなったら売って儲けるから(キャピタルゲイン)。年2回の株主優待券でライブあとに食べに行くから(インカムゲイン)。

株式投資は100株単位で購入しないといけないので、購入金額がかなり高く、まぁまぁお金を持っていないと買えません。
『そんなお金ないよ!自担とおんなじ株主になりたいのにぃー』と思われる方は、10分の1で購入できる「ミニ株」というのもあります。
※某貴族がミニ株やってるかどこで買えるかまでは調べられてません、ごめんなさい。


投資信託
リスク ★★
リターン★★
すっごい種類の商品が存在します。
6000種類近くあるのでどれを買うか悩むし、店頭で相談したら間違いなくお店に利益が出る商品を勧められます。
どれがいいかは自分で勉強して選んでください。
買った後はプロが運用してくれます。ただ、その分手数料は取られます。


ETF」(上場投資信託
リスク ★★
リターン★★
株式投資投資信託のいいとどこり商品。設定した指数に連動されて値段が動きます。
株式のようにリアルタイムで「今」ってときに売り買いができるし、投資信託のように少しのお金で色んな分野に分散投資できてリスクを減らすことが可能。


「債券」
リスク ★
リターン★
国が発行しているものと会社が発行しているものがあります。
満期まで持っていたら利息が受け取れて、銀行に預けるより利率がいいから安定志向の方に人気急上昇中。
国=政府が発行しているものを国債と言い。
マイナス金利の話の時に門倉先生が言っていたように、国債は非常に安定した投資です。


iDeCo(個人型確定拠出年金
リスク ★
リターン★
毎月積み立てていって、運用次第で年金額が変わり、年金として受け取る仕組み。
最近すごく人気。低金利に不満を&年金制度に不安を持っている人がこぞってやり始めている印象。
※↑この前、日経新聞で読んだ情報(笑)


REIT不動産投資信託
リスク ★★
リターン★★
一人では大きなビルやマンションは買えないので、みんなでお金を集めて購入し、その収益を分けっこする仕組み。
景気が少しよくなってきている→会社はオフィス面積を広げたい→空室が減って稼働率が上がる→賃料が増えるという流れで、結果REITに投資していた人が儲かる風潮が少しずつ広がっているらしい。
※↑この前、日経新聞で読んだ情報(笑)


「FX」
リスク ★★★×∞
リターン★★★×∞
とりあえず初心者は死ぬから絶対手を出してはいけない商品!!
レバレッジという倍数をかけると手持ちの何倍もの資金を取引できるので、失敗すれば持っているお金以上の損が出る可能性あり。
・・・で、死ぬ。

 


さて、リスクとリターンの詳細が分かったところで、では何を買えばいいの?
そこで考えるのが、運用期間。
短期間(1年以内)でパーンと利益を狙いたいのであれば★★★商品を。
中期(1年~10年)でじっくり利益を狙いたいので★★の商品を。
長期(1年~20年)で死ぬまで長期間見届けたいのであれば★の商品を。
選んでみてください。

 

 

 

地獄の一週間だったけど、アップしないのも悔しいから頑張ってまとめました