ジャニオタが勉強してみた

生粋のジャニヲタが、人生のお勉強をするブログ

村上信五くんと経済クン 18.04.07

村上くんが冒頭で読んでたニュースについてお勉強してみた。
(経済の素人が自学自習で調べたことなので間違っていたらごめんなさい。先に誤っておきます)

 

オープニングで村上くんが読んだニュース。

円高アメリカの貿易保護主義が企業経営のリスクとして意識されている日銀が発表した企業短期経済観測調査では大企業製造業の景況観は8四半期ぶりに悪化したほか、先行きにはより慎重な姿勢が表れています」

 

ラジオで耳から聞くと何のことかさっぱり…(-x-;)
だと思うので、私も調べてみました。
その結果要約すると

「経済の偉いところが出した調査結果によると、2年ぶりに景気が悪化してて、この先もヤバいかも」

ということです(笑)


出てきた単語の説明を下に載せておくので、読み解く参考になれば。

 

【単語の説明】

円高とは」
円の価値が上がること。
例:1ドル=100円が1ドル=90円になると
1ドル100円の場合は1万円あれば100ドル分のお金に交換可能。
1ドル90円の場合は、1万円は111ドル分のお金に交換可能。
つまり同じ1万円でも多くのドルに交換できる!

円の価値が上がったという意味で円高となります。


「貿易保護主義とは」
自国の貿易を制限しようという考え方。
アメリカはなぜ貿易を制限しようとしているのかというと、トランプ氏の選挙に注目☆
アメリカの鉄鋼労働者は中国からの鉄鋼輸入にシェアを奪われてきて不満を持っていた。
その不満をトランプ氏が解消するってことで、選挙で支持を集めたのが理由。
アメリカは中国に制裁を加えたいところに、日本は巻き添えを食らっている模様。


「日銀とは」
日本銀行の略で日本国の中央銀行
日銀のお仕事は、1.発券銀行、2.銀行の銀行、3.政府の銀行の3つ。
1.発券銀行とは、現金である紙幣を発行し市場に流通する紙幣の量を調整することで景気対策を行う。
2.銀行の銀行とは、銀行からお金を受け入れたり、銀行へお金を貸し出したりすることで、銀行が安定して運営できるようにして金融システムの混乱を防ぐ。
3.政府の銀行とは、政府が持っているお金の収支は日銀の口座で行われる。
この3つの役割を担ってます。
※金融政策がきちんとできるように、企業の動向を調査しレポートも出してます。


企業短期経済観測調査とは」
通称「日銀短観」と呼ばれるもの。
上で説明した日本銀行が、3か月に1回景気の良し悪しを調査して発表しているもの。
これを見れば景気の判断ができる最重要レポート!


「景況感とは」
景気の状態に対する印象。
企業や消費者が、現在の景気の状態を以前と比較して、好転している、悪化している、停滞しているなど、どのように感じているかということ。
景気が「良い」と答えた企業経営者の割合から「悪い」と答えた割合を差し引いた値である業況判断指数(DI)で判断可能。


「8四半期とは」
2年間のこと。
四半期というのは1年を4つに分ける=3か月なので、8四半期ということは3か月×8=24か月。
つまり2年前の2016年3月ぶりってこと。
社会人にとっては耳なじみのある言葉ですが、学生さんは聞いたことがないかも。

 


調べてたらトランプ政権とか、米中貿易戦争とか、円高・デフレ・アベノミクスだとかが複雑に絡み合ってる問題でした。
経済ってめっちゃ奥深い。

 


まゆ先生がおっしゃってたアベノミクスについて政府のサイトを引用してみました。

1.大胆な金融政策
金融緩和で流通するお金の量を増やし、デフレマインドを払拭

2.機動的な財政政策
約10兆円規模の経済対策予算によって、政府が自ら率先して需要を創出

3.民間投資を喚起する成長戦略
規制緩和等によって、民間企業や個人が真の実力を発揮できる社会へ

この3つの政策がアベノミクスです。

村上くん、「アベノミ”ッ”クス」ってラジオで話してた気がするけど、大丈夫かな?(笑)

 

最後に、まゆ先生がお話していた「トリクルダウン理論とは」
富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる(トリクルダウンする)という経済思想。
例:村上信五が富めば、ジャニーズJr.にも自然に富が滴り落ちる
説明:村上くんが新しい仕事を初めてお金を稼ぐと、ジュニアにお年玉をばら撒き、お店に祝儀を渡すから経済が豊かになる。

ってことですな(笑)