ジャニオタが勉強してみた

生粋のジャニヲタが、人生のお勉強をするブログ

村上信五くんと経済クン 19.04.27

「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」の著者ちきりんさんが講師。

今回は
①日本家屋はなぜ暑くて寒いの?
②結露するのが当たり前だと思ってない?
以上2つについてまとめてみました。


①日本家屋はなぜ暑くて寒いの?
ちきりん先生が「日本の耐熱基準は後進国。アルミサッシを使っているから暑くて寒い。樹脂サッシを使えば家の中は快適」とおっしゃっていたので、日本と外国の家屋について調べてみました。

「家の作りやうは、夏を旨(むね)とすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比(ころ)わろき住居は、堪え難き事なり」
吉田兼好徒然草

と、あるように、日本の家が夏向けに作られているのはなぜか?
日本は高温多湿なので、木材や畳で湿度を調整し、風通しがいいよう襖障子や欄間で換気をよくしている。
つまり、外と内の線引きが曖昧で、その最たる例が「縁側」
縁側って家の中だけど、家の外、みたいな感じじゃない?
海外の建築ではそんな場所は一切なく、日本独特の空間らしい。

それって民族性の違いではないか?
集団生活する農耕民族の日本。
個々が重んじられる狩猟民族の欧米。

西洋建築は壁でしっかりと外と内が仕切られていて、窓も小さい。
窓が小さいから、ペアガラスやトリプルガラスの重い窓でも、樹脂サッシで耐えられるらしい。
日本は風通しがいいように大きい窓だから、樹脂サッシでは耐えきれずアルミサッシが普及したのではないか?

と、調査結果を結論付けてみました。
まぁ、アルミって加工しやすいから量産しやすいし、製造コストが安いので利益率が高くて儲かるっていう企業の思惑もあると思うけどね。


②結露するのが当たり前だと思ってない?
欧米では「アルミサッシなんて犬小屋にも使わない。結露になるなんて設計ミスだ。人の健康も害する欠陥商品だ」という考え方らしい。
当たり前のように結露に悩まされている日本とは大違い…
結露防止シートなんかも売ってるぐらいなのにね。

「新築住宅に対する省エネ義務化制度」という断熱性や気密性が高い家を建てないといけない制度が来年から始まる予定だったけど延期になりました。
日本は後進国なので、これから少しずつ住宅性能が上がっていくのを期待します。