ジャニオタが勉強してみた

生粋のジャニヲタが、人生のお勉強をするブログ

ジャニヲタが刀剣乱舞沼に詳しくなるまでの過程

私は「流行り物」が大好きです。
そして何事も全力で完璧でないとイヤなタイプです。

ということを前提にお読みください。


2015年1月
ニュースで「『刀剣乱舞』というPCゲームが人気過ぎて、新規登録の制限がかかった」と知る。
もちろん流行りはチェックしたいのでソッコー新規登録を行う。
が、元々ゲーム出来ない子なので登録だけして放置する。

2016年
友達と友達の友達(Aさん)と御飯に行ったときに、Aさんが「最近刀剣乱舞にハマってて。小狐丸が可愛いの。あと三日月っていうのがおじいちゃんでそれもまたよくて…」みたいな話をしていてどんなキャラか調べてみる。
けど、ジャニヲタで3次元の住人なので『ふーん』で終わる。

2017年
新語・流行語大賞の候補に「刀剣乱舞」がノミネートされたことを知る。
『やってみたいけど、ゲームできない民だしな…』となって終わる。

2018年4月15日
すばるの記者会見を見て、呑む→泣く→寝る→呑む→泣く→寝るのエンドレスループ生活が始まる。
それと同時にリスク分散を考えて、エイト以外のジャンルにも無理やり目を向けるよう意識し始める。
友達からは「ドルヲタでエイトオンリーやったのにアニメ見てるの?!2次元ってマジか?!」と驚かれる。

2018年夏
アニメの録画予約をしようと日テレプラスをかけたら、たまたま刀剣乱舞のステージ「燃ゆる本能寺」がやってて試しに見てみる。
ちなみにストーリーはさっぱりわからなかった。が、殺陣が凄かった。

9月23日
エイトGR8ESTツアーオーラス。
ホテルで友達が「2.5次元俳優の鳥越君って子が好きで刀剣乱舞にも出てるんだよ」と教えてもらって画像を見せてもらう。
安田担の子なので、小さくてかわいい子が好きなのか?という話で盛り上がる。

10月11日
「SONG OF TOKYO」の収録時に、司会の村上君が刀剣男士に対してすごくいい対応をしてくれていた、とツイッターで回ってくる。
刀剣乱舞ファンの方からも高評価なのを知って『さすがうちのひなちゃん』と嬉しくなる。

10月14日
おっさんずラブ」で名コラムを書いている横川良明さんが刀剣乱舞について過去にコラムを書いてたのを知り読む。
めちゃくちゃ行ってみたい度が上がる。
https://entertainmentstation.jp/126775 

https://entertainmentstation.jp/293393

 

10月27日
「ツルネ」を録画してたせいか、ハードの整理をし終わった後、たまたまテレビのチャンネルがEテレで「シブヤノオト」が画面に映る。
刀剣乱舞巴里公演特集」だったので、そういえばと思ってそのまま見てみる。
ひたむきに頑張る若手俳優達の姿にめちゃくちゃ感動する。

11月1日
封神演義」の舞台化が決定したので、キャストさんのアカウントを片っ端からフォローする。

11月9日
紅白に刀剣乱舞が出ると知り『これは絶対紅白までに刀剣乱舞について勉強せねば!』という妙な使命感にかられる。

11月18日
エイトGR8EST凱旋公演。
開演前に友達が「刀剣乱舞の当日券取れたの。今回の刀剣乱舞祭ってのはジャニーズで言うところのカウコンみたいな感じ。全部のキャラが出てきて歌って踊るんだよ」と言われ『なにそれ!めっちゃ面白そう、気になる!!見たい見たい!!』ってなる。

11月24日~
封神演義に出てる役者さんが「刀剣乱舞」にも出てるらしく、毎週ぐらいの勢いでツイッターのTLに刀剣乱舞情報が流れてきて一層興味をそそられる。

12月11日
TLで大阪公演がやっているのを知り『そういえば今週末、友達が刀剣乱舞のカウコン行くって言ってたな。チケットって出回ってるのかな?』と思って調べたらライビュがやっている情報を得る。
しかも天王寺の映画館でやってた。
天王寺って、絶対行きたい!』ってなってツイッターで譲りがないか調べる。
ありがたいことに1枚譲っていただけることになる。

12月13日朝
1枚だけ譲ってもらうのも申し訳なかったので、天王寺でよく一緒に遊ぶテニミュ好きの友達に声をかけてみる。
「行きたい!」とのことだったので、譲ってくださる方にお願いして2枚ライビュチケットを譲っていただく。

12月15日
どうせライビュに行くなら、徹底的に情報を頭に叩き込んで、完璧にして参戦したい、となって以下の課題を己に課す。

1.各キャラクターの顔と名前を覚える
2.各キャラクターのイメージカラーを覚える
3.各キャラクターの性格を理解する
4.各キャラクター同士の関係性を把握する
5.ライビュで歌われる曲を覚える(C&Rも含む)
6.全作品を視聴しストーリーおよび世界観を理解する
7.2.5次元および刀剣乱舞界での暗黙のルールを勉強する

ちなみにキャラクターは合計20人。
これらをほぼ1日で。
…出来る気がしない。けど、やる!
以下は課題に対する自分なりの勉強方法。

<1.各キャラクターの顔と名前を覚える>
電車の中や昼休みに公式サイトのキャラクター写真を見て、まずは顔を覚える。
その次に名前の部分を指で隠して、繰り返し声に出して言うことで顔と名前を一致させた。
最初、漢字の名前が多いから読み方がわからなくて困ったんだけど、横に小さくローマ字が書かれてて助かった。

<2.各キャラクターのイメージカラーを覚える>
公式サイトのグッズページにペンライトの各キャラ名と色がリストアップされていたので、顔と名前を覚えた後は、それを見て色を覚える。
けど、ピンクだけでも、ピンク、ホットピンク、パープルピンク、コーラルピンクがあって、頭を抱える。
とりあえずイメージで覚える方が早いと思ったので、dアニメストアで動画配信を見ながら
『このキャラは○○色。衣装のここに○○色が入っているのが目印』
とぶつぶつ言いながら覚えた。

<3.各キャラクターの性格を理解する>
これは動画配信を見て理解した。
dアニメストアさんで過去作品が配信されていたので、アップされている主要作品を2倍速で1日かけてほぼ全部見た。
結局、休憩とかも挟んで12時間近くかかった。

<4.各キャラクター同士の関係性を把握する>
これも動画配信を見て理解した。
やっぱ関係性を理解していないと、ライビュを見た時になぜファンはそこで『キャー!』となるのかわからないから。
エイトでいうところのヨコヒナや気まずいの関係性を知ってるか知ってないかでキャーポイントが変わってくるのを踏まえて、な。

<5.ライビュで歌われる曲を覚える(C&Rも含む)>
刀剣乱舞祭2018で歌われるセトリを書き出して、出展作品ごとに組み分けして、動画配信でその曲を重点的に繰り返し見てイメージをつかんだ。
そのあとは家事をしながらひたすらスマホでBGMにしてメロディを覚えた。

<6.全作品を視聴しストーリーおよび世界観を理解する>
「刀が擬人化した」っていう情報しか無かったのですが、めっちゃ日本史とリンクしてるのな。
学生時代日本史をおろそかにしていたツケが回ってきて、理解するのがすんごいしんどかった。
動画を見ていて「藤原泰衡が」って言われても何をした人かパッと出てこないし「今川の戦い」って言われても何が起こったかわからないから、知らない単語が出てくるたびにネットで調べて歴史を勉強しなおす、っていうのを延々と繰り返し行った。
骨が折れるし、動画はなかなか先に進まないしで、かなり疲れた。
けど世界観を理解しないと作品の本質を楽しめないと思ったので頑張った。

<7.2.5次元および刀剣乱舞界での暗黙のルールを勉強する>
舞台のライブビューイング自体が初めてだったので、どんな感じで臨めばいいのか全然イメージができなかった。
でも他の沼でご迷惑をおかけしてはいけないので、過去の刀剣乱舞祭を視聴した。
ペンライトは振っていいらしいけど、コンサートみたいに友達とキャーキャー騒ぐのはNGらしい。
そこら辺の線引きがなかなか難しいなと思った。

それらの予習をした上で、いざ出陣。


12月16日
友達と早めに映画館へ行き、ペンライトを買って実際の色味を確認する。
文字ではキャラクターの名前と色を理解しているけど、実際に光の具合を見てピンクとホットピンクとパープルピンクとコーラルピンクの違いを理解しないといけないから。
で、実際灯したら、パープルとバイオレットも似たような色で、果たして私はスムーズに色変えが出来るのか不安しか残らなった。
対処法として、わかりやすい色を起点と決め、その起点となる色から何番目が何色というので覚えることにした。
とりあえず開演前までひたすらペンライトの色を見て、キャラ名を口に出す、という自主練を延々と行った。


<<ライビュ本番>>


本番を終えて感じた事。
アイドルとの共通点:イケメンが歌って踊ってキラキラしてる
アイドルとの相違点:コメントや動きがすべてキャラクターありき
役者さんの色は一切排除されていて、現実世界とは一線を画した浮世離れした世界でした。

 


(反省点)
推しがどの曲に出るのかまでは覚えていなかったので、画面に映ったキャラの色にしてたら途中から推しが出てきて、慌てて緑色に変えるという羽目に何度かなりました。
でもあまり色をカチカチ変えるのは周りに迷惑がかかるから我慢してたら、斜め前の座席の人が同担っぽかったので、その人が緑をつけている間は私も緑をつけるようにして乗り切った。
今後は推しがどの曲に出るかまで覚えて参戦したいと思います。

ペンラのボタンが底に2つあるので押しにくいのとどちらを押せばいいのかわからなくなった。
今後参戦時はどちらか片方にぷっくりシールを貼ってどちらのボタンかわかりやすくし、押しやすくする工夫が必要だと感じました。


今回はらぶフェスと言われる祭参加だったので、今後はミュージカルやステージも見に行ってみたいなと思ってます。

あと、最後にこれだけは言わせてください。

 

 

 

 

 

 

「石切丸様の投げチューは最高でした」