ジャニオタが勉強してみた

生粋のジャニヲタが、人生のお勉強をするブログ

「KING OF DANCE(キンダン)」の感想(ネタバレあり)

(昨今の状況を鑑み、配信の感想です。
2回当選してチケ持ってたし当日券出てたし、めっちゃ現場に行きたかった…コロナめ)
【略語説明】
ドロバ=Drawing Back
WM=WORLD_M
KOD=KING OF DANCE
D2=津田君
J-I=純一

【ドラマから舞台への導入方法について】
 ドロバのSHOW CASE1曲目がテレビと全く一緒。そしてDANCE BATTLE1曲目がドラマのオープニング曲なので、ドラマから舞台の世界へ自然と入り込めた。
 舞台を見に来た観客は「KODの決勝トーナメント」を生で見に来た感覚に陥る仕組みが作られてた。
 (8/2追加)東京最終日マチネOPで海斗が踊る時、歌を口ずさんでたのが意外だった。ソワレは歌ってなかったのに、なぜ。
 私、D2推しなんですけど、大阪+東京初日配信を見てここでも散々『D2の踊る時に見える腹チラと、大阪→東京の間で学んできた舌ペロやばい!!』って書いてたら、本日東京最終日ソワレOPで、D2がわざと服をめくって腹チラするし、煽るような舌ペロしてこられて、煽るようなブーイングかけるし、もう…ね、何が起きてるのかわかんなかった(笑)このシーン以外にも普段よりノってるシーンがいっぱいあるし、演出も変わってて『私は幻覚を見ているのか?』と思うシーンが多々あったから、とにかくD2推しは東京最終日マチネ配信買ってください!!(笑)

【様々な伏線や気づき】
・ヒデと津田くんの立ち位置(8/9追加)
 D2覚醒を病室で見たヒデが、会場に向かうけどロビーで立ち止まってしまう時のシーン。
 二人のやりとりがあった後に、津田くんは階段をのぼっていって、上から下にいるヒデに話しかける。この立ち位置は、津田君は覚醒してステップアップしたけど、ヒデはまだ下にいて自分の殻を破れていないのをビジュアルで表現してることに気づいた。
 吉谷さんがツイッターで「旧ドロバ立ち位置」の裏話をしてくれたおかげです。

・敵同士だけど…(8/9追加)
 JAILの配信で海斗(WM)と空(ドロバ)がコンビ結成して、JAILに挑むシーン。
 その結果が画面に「JAIL」「空海」で得票数が出た後に、
ヒデ「あの二人、いいペアだよね」
駆「まぁ、敵同士だからちょうどいいのかもな」
ヒデ「…そっか」
 からの「JAIL」「空海」だった画面表示が「DRAWING BACK」「WORLD_M」に切り替わり、ヒデと津田君がすれ違うのすごくグッとくる。
 これ、見返したら東京公演から追加になってたっぽい。このセリフがEDのバトルのやり取りの伏線になってた。

・時本の存在(8/9追加)
 NAOTOと駆が話してる時に「トッキ―は(恩師じゃなく)パートナーだから」って駆が言ってた。これが後半で「ドロバは時本も含めて4人で一緒に戦う」っていう話の伏線になってた。

・OPのシステム説明(8/2追加)
 
OPのトーナメント説明で「準々決勝、準決勝、決勝は『日をおいて開催』」ってわざわざ言ってた。これって準決勝でJAILが負けた時に、J-Iが時限爆弾を発動させる時間がある、って意味の伏線だったのか。

・津田君の鎖骨(8/2追加)
 
ヒデの父親が失踪して、今まで劇団員で賑わっていた稽古場に誰もいなくなり、一人になった時に津田君がそばに居てくれたことを示唆してるワードだったんだね。D2推しなので、ついつい単語に反応して『ヒデ、マジうらやま』って毎回思ってた(笑)
 ヒデが津田君の走馬灯を見てる時に、舞台上を津田君が鎖骨を押さえながら通るんだけど、ようやく東京最終日マチソワで津田君の表情を映してくれてありがとうございます!嫌がってる雰囲気は全景でなんとなく感じてたけど、あんなにゾワゾワする不快感を表す表情をしてたのか。大阪&東京公演を経て、ほんとD2、表情豊かになったなぁって感じた。

・世界のMIURAは純一をどう導きたかったのか(8/2追加)
 吉谷さんのツイートを見てずっと考えてた。私の中で出た結論は2つ。
 ①KODを発展させるための右腕にしたかった
 ②若手育成の主軸としたかった
 J-Iの長所は分析力と策略に長けてて、経営手腕もある。短所は2人以上と組むのは苦手でフロントダンサーに合わせるのが苦手?(BWに選ばれなかったことからの憶測)
 KOD委員会の役員はプレイヤーはなれないので、①のKODを発展させるためにBWには選抜せずKODの役員として右腕になってもらいたかった。
 ②はAL太が泣いて慕うほど後輩の心を掴むのが上手く、全国的にダンススタジオも展開させる手腕を持っているから、MIURAダンススタジオで若手を育てることに導いてあげたかった。
 結局どっちか、それ以外なのかはわからないけど、エンディングでAL太と仲良く踊ってる姿を見ると②なのかなぁ。①は真城さんが引き継いでるし。 

・フロントダンサーとは(8/2追加)
 時本が空に、晴彦の事例をあげながら「フロントダンサー」について語ってる内容が、配信時に空が海斗に「海斗くん、もっと自由に踊っていいよ」って言ったセリフの伏線になってた。でも空はドロバのフロントダンサーだから配信を見たNAOTOからダメ出しされたんだと思う。

・ヒデとエゴサ
 冒頭でヒデがエゴサに書かれている内容を読むことが2つの伏線になってた。
1点目は「最後までメンバーが揃ってるかわからない」って書かれて、怒ってたヒデが抜けるかもしれない状況になっちゃうこと
2点目は空がネットで叩かれて、エゴサで酷い事を書かれる状況になっちゃうこと
 (8/2追加)あと、このシーンでなんでD2が舞台上段を通るんだろうって疑問に思ってたけど、吉谷さんがツイートで「旧ドロバ立ち位置」の裏話をしてくれたおかげで意味が分かった。この時、エゴサでドロバからD2が抜けた話をしてたからなんだね。

・J-Iと時本の会話
 冒頭の会話で時本は≪指導者と振付師の役割とは?≫を考えるきっかけになった。それがその後のストーリーに大きな影響を与えていく。
 ドラマでもずっと時本は指導者じゃなく振付師の立ち位置で、その理由は終盤で明かされる『時本の夢は(振付師として)世界進出すること』だから。
 中盤ではドロバを勝たせるために、ドロバの指導をNAOTOに任せたけど、AL太を切り捨てたJ-Iにブチギレる姿や、振付師として世界進出をするより、ドロバを選んだことで、今回の舞台の中で振付師から指導者の比率が上がったことが表現されてた。

・時本の独り言
 時本が空に「個性を大事にし、ダンスを揃えるのは一番最後」って説明しているときに、独り言で「”最後まで揃ってるかわからない”かぁ。これは俺やメンバー自体ともとれるが…」って言ってた。「メンバー」じゃなくて「俺やメンバー」って言ってるのが、後半で自分が抜ける可能性を示唆した伏線だった。
 (8/2追加)時本が抜けるときに「予想通りになってんじゃねーよ」って言ってた。

・心のディスタンス
 NAOTOのツアーを見に行く前の会話で、駆と空は「心のディスタンスは離れてない」「わかりみ」って会話をしている。
 けど、ヒデは二人の会話についていけない。
 なぜなら、空は兄と、駆はYOHEIとの心のディスタンスは離れてないから。
 でもヒデは父親と心のディスタンスが離れてるから、二人の会話の意味がわからないし、NAOTOのツアーも見に行かず父親の病室へ行く。
 その心のディスタンスが、後半の準決勝ダンスバトル時に繋がっていくのがめちゃくちゃエモい。
 (8/2追加)吉谷さんが裏話で話していた、ヒデと津田君の心のディスタンスが繋がる瞬間も、上段センターだし、ヒデが父親と心のディスタンスが離れて飛び越えようとするときもその場所だし、ドロバ優勝エンディングで一番大切な人に向けて発するのもこの場所なんだよ。心のディスタンス絡みの話をするときは、絶対上段センターなの、こだわって演出してるのかもしれない。

・師弟関係
 WMの準決勝って、真城とD2ペア、J-IとAL太ペアが戦う。
 J-IにとってのAL太は自分の復讐のためのコマでしかない。でも真城にとってのD2は、未来を託したい存在で、彼の可能性を拓いて導いてあげたい存在。
 WMが勝てたのは、D2が覚醒したからってのもあるけど、勝利の本質は真城のD2への想いだと思う。
 同じ師弟関係なのに根本的な部分が真逆だし、JAILが負けたことでその真逆な部分が剥きだしになるストーリー展開がうまい。そしてJ-IとAL太の間をD2が割って入って3rdターンになる流れが、”本当”のD2のダンスで、”偽り”のJAILの師弟関係を引き裂くっていう演出かも。
 泣きながら「J-Iくんと踊りたい」ってすがるAL太を見てたらめちゃくちゃ辛くて泣けてきた。でも東京初日のEDで二人でなぜかジャンケンしてたから、時本の言葉で仲直りしたのかな。

(8/9追加)
 千秋楽は真城のところに行ったAL太の頭を真城が叩いていたけど、今までそんなことやってなかった気がする。

・想いの伝承
 時本の師匠NAOTOが登場したことで、NAOTO→時本→空へのダンスにかける想いの伝承が描かれていた。
  準決勝のバトルでNAOTOが1VS3で体力を削られて負けたことは、年齢による衰えと次世代の若さを表現していた。
 プラスちゃんとストーリー的に、それぞれ個々があがいてスキルアップして勝ち、なおかつ時本も「褒めて伸ばす」っていうスキルを使ってて、ドロバ全員の成長がうまく描かれてた。
 時本がJ-Iとの会話で「(ドロバ)は純粋にパフォーマンスを人に見せたいと思ってる。ダンスで勝敗を決めるってどうなんだろうな」って話すことも、空の今後のダンスの伏線になってた。
 決勝戦のSHOW CASEがNAOTO色濃いのも、師匠が時本からNAOTOに変わったからなんだろうなぁってなんとなく感じた。
(8/9追加)
 今回、千秋楽に向けてドラマをもう一度見返しました。
 ドロバ決勝戦のショーケースって、KIZAMIの雰囲気も引き継いでいるのかも、ってちょっと思った。
 駆にとっての大切な存在は元仲間だったヨーヘイだし、ヨーヘイのダンス要素も取り入れた末のあのダンスなのかな、って。
 ドラマ版に出てくるKIZAMI、めちゃくちゃ可愛いし、舞台見た後にドラマ見たら伏線貼りまくりでめちゃくちゃ楽しかったよ!

・2兎を得る方法
 1回見ただけでは、何を言っているのか意味が理解できなかった。けど、3回ぐらい見返して『この案すごいな!絶対私には思いつかない』って唸った。4人で戦い、勝っても負けても『全員で責任を負う』ってのがドロバらしいと思った。

・空と海斗のハイタッチ
 JAILの配信時は空が海斗に握手を求めるけど、海斗は断る。
 一緒に踊った後にはハイタッチするし、空がピンチの時に「なんかあったら遠慮なく言え。”世界の三浦の息子”が動いた方が解決することも多いだろう」とか言ってきてどんどんデレてくる海斗様(笑)
 もちろん最後のEDでもちゃんとコツンってするし、海斗の成長っぷりが見られる表現。
 それプラス、二人の姿を見てヒデとD2がすれ違う演出が『敵同士でもお互いを高め合える存在になれる』っていう伏線になってた。

・EDの演出
 空はまだどんなダンサーになりたいか見つけられていないけど、EDで今まで関わり合いがあった人達に焦点があたったことから、これからどんなダンスがしたいのかをぼんやりと示唆してる気がした。
 そして時本が「(ドロバ)は純粋にパフォーマンスを人に見てもらいたいと思ってる。ダンスで勝敗決めるってどうなんだろうな」って発言も今後を示唆してた。

・七夕の短冊と舞台の内容
 七夕の日にインスタグラムで、俳優名ではなく≪キャラクター名≫で短冊に書いてた願いが、舞台の内容とリンクしてた。
 D2の「おいしいご飯、食べれますように」は『ヒデの親父が早く元気になって、またリサイクルショップでヒデの親父が作ったおいしいご飯を一緒に食べれますように』
 時本の「外に出なくてすみますように」は『海外進出をせずにドロバのメンバーと一緒に過ごせますように』
 HIDEの「猫と住みたい」は『父親が借金つくって失踪して、津田くんも居なくなって、一人で居たくない。寂しい』って意味合いなんだと思う。これは深読みし過ぎ?

【疑問点】
 真城さんが三浦さんとその息子の海斗に固執する理由がいまいちわからなかった。
 三浦さんのことを慕って、そのためにKODを作ったぐらいだし、息子の海斗のことも気にかけて面倒を見て、グループ名もWORLD_Mなんだよ。
 「三浦さんが残した海斗とKODに命をかけてる」って発言、めちゃくちゃ重いし相当気になる。
 ドラマ1回しか見てないからまた見たら理解できるのかなぁ?


【もしかして】
・ドロバのネーミング
 「もっとあがけ」っていう言葉がよく出てきた。
 ドロバってDrawing Backの略語だけど「泥場」って意味も含んでるんじゃないかと思った。泥場でもがいてあがいて成長していくグループって意味合いも込めての「ドロバ」真城さんも「泥試合」って言ってたし。
 ちなみに津田君のダンサーネームがD2なのは『自分のスタイルを捨て、今までの考えを反転させるという意味でつけた』って吉谷さんが7/26の裏話ツイートしてたから、あながちドロバも意味ありそうな気がする。

・リサイクルショップのネーミング(8/2追加)
 HIDEくんの本名が加藤英之進って裏話でツイートしてくださったので、いろいろと考えた。ドロバメンバーの名前を並べると「空を駆けて進む」って意味になるんだね。
 ここから先は、めっちゃ深読み。ヒデの失踪した父親がやっていたリサイクルショップの名前は「TAROS(タロス)」KATOを逆から読むと”OTA”Kになるから、ヒデのお父さんの名前の最初はRなんじゃないかと推測。そしたらK"ATOR”になる。で、Sは英之進の進のSなのか家族を表す複数形のSなのかはわかんない。まぁ、リサイクルショップの由来も気になるけど、私が一番気になるのは津田君の下の名前なんですけどね!!最も気になるのは津田君の下の名前なんですけどねっ!!!(大事なことなので2回言いました)

・D2のネーミング(8/2追加)
 
吉谷さんのツイートで裏話聞くたびに、課金したい勢いで感謝している。普段「D2」呼びの真城があのシーンで「津田」って呼ぶの、すっごいグッときてたから、詳しく説明して貰えてほんとうにありがたい。


【おまけ】
 JAILのダンスはめちゃくちゃ密じゃないですか?すんごい絡み合うし、おでこをこっつんこしちゃうし。絶対コロナ感染しちゃうダンス…だから役者さんも全員検査受けたのかな。

↓ ここから先は少しマニアックな話 ↓


【好きな演出】
1.時間軸が現在と過去を度々繰り返す演出
 『あの時のあのシーンはこういう意味があったのか』とか『あの時、裏でそんなことが起きてたのか』って新しい発見ができてすごく好き。
 吉谷さんがやるこの時間軸の演出、めちゃくちゃ好きなんだよねー。
 (8/2追加)海斗が足を怪我した時の回想シーンに行くときに、時計の音がBGMで流れて時間軸が巻き戻してるのがよく分かった。


2.どっちが勝つかわからないガチバトル演出
 この舞台って、当日のダンスの内容によって、審査員が本当に審査して優勝を決めてるの。だからどっちが勝つかわからないし、役者さんも一切手を抜かず最終ダンスバトルを行う。勝敗がわからないから、勝った方はめちゃくちゃ嬉しそうなんだよぉ。
 このガチバトル方式を考えた吉谷さん、すごいな。
 しかも、配信があるおかげで両方の優勝パターンが見れる!
 んで、WM優勝バージョンとドロバ優勝バージョン、それぞれに優勝後のメンバーストーリーが描かれてるんだよ。しかも、どっちが勝ったかによって、空と海斗、ヒデとD2、駆と真城の最後の会話も違うんだよ。
 両方からの視点で見れて、WMが勝った時はドロバの子達はこんな反応するんだって思ったし、ドロバが勝った時はWMの子達はこんな反応するんだって、より一層キャラクターの理解が深まった。
 両方の優勝パターンを見てこそ、真の理解を得られる。この手法すごすぎる。


3.津田君とヒデの踏切と電話の演出
 ドラマの踏切シーンでは「相手はすぐ側にいて姿は見えるのに、相手の声は聞こえない」
 舞台の電話シーンでは「相手は隣にいなくて声は聞こえるのに、相手の姿は見えない」
 この描写の対比に気づいたとき、ゾクッとした。

 2人にとってどっちが近いかっていうと圧倒的に後者で、それが「心のディスタンス」ってキーワードにも繋がってた。
 ドラマでは聞き取れなかった津田君に対してヒデが叫んだ言葉も、舞台でちゃんと教えて貰えたからドラマと舞台はセットで1つの作品なんだなって思った。
 (8/2追加)私、このシーンで津田君が「敵だろ」って言う言葉に毎回心が痛くて辛い思いをしていた。それは、吉谷さんの裏話を見て、センターで視覚的に旧ドロバメンバーが集まってて、それを見た直後に過去に仲間だった津田君から「敵だろ」って単語を聞くから余計辛いんだと理解した。

(他)(8/9追加)
・決勝戦前に上手下手でグループごとに分かれて練習シーンを見せることで、バトルをイメージさせるところ

・ヒデと海斗が同時進行で時本と真城に相談しに行くところ


【好きなカメラアングル】(8/9追加)
・OPのD2ダンスソロ
 OPでD2が踊る時に、踊るD2越しに嬉しそうなヒデが見れるカメラアングルが凄く好き。東京最終日からこのカメラアングルが採用されはじめて、しかも名古屋第千秋楽ではD2が踊る後ろで同じ振付をしてる海斗も映るようにしてくれて、より一層D2がWMに馴染んでる表現が伝わって来た。

【大阪から東京の間に変更された演出】
1.決勝戦DANCE BATTLE前のやりとり
 バトル前のやり取りが変わってた。
 大阪はバトル始まる前、自由にグループごとに相手グループを煽ってたのに対し、東京ではそれぞれ「空と海斗」「ヒデとD2」「駆と真城」同士で煽りつつ、ちゃんと会話もしてて、その会話内容が配信でも聞こえる仕様になってた。
 おかげでキャラクターごとの性格や関係性も見えるし、まとまり感も出てた。
 そのうえ、より一層≪相手とバトルする楽しさ≫が伝わってきていい演出になってた。決勝戦前のあの感じ、すごく好き。
 大好きな2ndターンでは、D2もめちゃくちゃ表情豊かで楽しそうだし、ヒデも大阪よりダンスのクオリティー高くてカメラワークも近くて臨場感あった。あんなに楽しそうにダンスしながら笑うD2大阪では見れなかった。
 (8/2追加)特に東京最終日マチネのやりとりが最高でした。D2とヒデがハグしてる横で空が海斗に「足、だいじょうぶ?」って聞いてて『今、そこ聞いてんじゃねーよ(笑)』ってやりとりが最高に空と海斗だった。
 ダンスバトルも過去最高の仕上がりで、2ndターンでD2の背中を押す海斗と、駆を殴るダンスで煽るD2、それを見てテンション上がったヒデがD2が踊りきった時に両掌を差し出して、踊り終えたD2がヒデの両掌を叩いて、ヒデのターンになるあの一連の流れがWMとドロバが繋がってる感じがして最高だった。ヒデのアクロバットもいつも以上に弾けてたし。
 D2の覚醒ダンスは苦しさとか辛さからの解放って感じで掌で表と裏の2面性を表現してるんだけど、決勝戦のダンスバトルソロは手を使ってスポットライトの振付をしたり、ドロバメンバーと絡んだり、めちゃくちゃ楽しそうで東京最終日マチネが一番良かった。
 3rdターンって真城さんの担当だけど、バックダンサーとして踊るD2がバチバチに踊ってて、真城さんのおかげで昔のトラウマを克服できて、その真城さんのバックダンサーで自分が踊りたいダンスを踊っているD2を見て目頭が熱くなった。

2.ロビーにいるヒデを津田が叱るシーン
 端的に言う。ここの演出とセリフを変えてきてくれたの
<<<めちゃくちゃサイコー!!!>>>
 大阪と東京では全然違う印象を受けた。
 大阪ではヒデがずっと強気な印象だったから、二人がギスギスしてて言い合いしてる雰囲気だったの。
 けど、東京公演ではヒデの弱い部分を出すことで、それを心配する津田君の姿が見れたし、「吹っ切れる自信ないのか?」ってセリフが足されたことで、より深くヒデの心情が理解できた。
 それ以外にも細かいセリフの修正「敵だよ(大阪)」が「敵同士じゃないか(東京)」になってた。そのおかげで、ヒデが津田君と話すうちに、「敵」と認識していた感情が揺れ動いて、見方が変わっていく過程が表現されてた。
 大阪だと二人のやり取り見てて苦しかったのが、東京だと優しい気持ちにさせられるシーンになっててよかったよぉ。
 その後の二人が電話するシーンでも、大阪だとヒデが「そうだね(ほんの少し強い口調からの笑い」が東京では「えへ、そうだね(にこにこ)」って感じに変わってた。
 東京公演では大阪公演よりヒデの性格が丸くなってたし、津田君の笑顔もめっちゃ増えてた。あそこの演出変えてくださってありがとうございます!!
 ※細かいセリフのやり取りは一番下に載せておきます

3.EDのヒデと津田君のやりとり
 大阪楽ではヒデの「津田君と戦えて」ってセリフが、東京初日では「一緒に踊れて」に変更されてた。「一緒に踊れて」はWM優勝バージョンのセリフなので、大阪→東京の間に修正かけたのかな。
 ヒデの「ドロバに戻りたくなった?」ってセリフも大阪楽ではニコニコしながら語尾を伸ばして聞いてたのが、東京初日では真顔になってたのが印象的だった。
 ヒデは津田君がドロバを抜けた時からずっと『津田君を後悔させるくらい絶対カッコよくなってやる』って思ってるのね。そして二人は別グループになったからこそ「戦う」んじゃなくて「一緒に切磋琢磨する楽しみ」を見いだせた。
 きっとヒデも<津田君はWMだからこそ輝ける>のを見てしまったし、二人とも別グループに所属する意義を見いだせたから、ヒデは『津田くんはもうドロバには戻ってこない』っていう確信を持ったうえで、東京初日は真顔で「ドロバに戻りたくなった?」って聞いたんじゃないかな。
 だからあそこの演出を変えてきたのはすごく腑に落ちた。
 でもでもー、大阪楽のヒデがニコニコしながら「ねぇねぇねぇ!ドロバに戻りたくなったぁ?」って津田くんに聞くのがめちゃくちゃ可愛かったんだよぉ。
 ※細かいセリフのやり取りは一番下に載せておきます

4.真城が津田に「リミッター外してくれ」のシーン

 (8/2追加)フォント6太字赤文字で言いたい。
 このセリフの追加、最高OF最高OF最高でした!!!!!!!
 私、下にも書いてるんだけど、ずっとD2はWMの中でも「演じてる」と思ってて、後から加入した負い目とか、過去のトラウマとかあって『師匠の真城さんやフロントダンサーの海斗を立てて自分は目立っちゃいけない』って気持ちがずっとあったんだと思う。だから「海斗の両脇を固める兵隊として」とか言っちゃうし、WM内でも常に一歩引いてる印象を初日から受けてた。(だからこそ覚醒シーンが活きてくる)
 吉谷さんが東京公演の途中で追加してくれた真城の「おまえ、伏兵のまま終わる気ねぇだろ?!」ってセリフ、ほんとうに最高。『私の認識、間違ってなかったぁぁぁぁ』ってなった。
 あと、たぶん伏兵のまま終わる気ないのを見抜いたのは、海斗が配信行ってる間に、D2と真城の二人でずっとコンビ練習してたからかなと思った。

(おまけ)(8/2追加)
 真城さんが海斗に「WMのウィークポイントはお前だ!」って言うシーンのくだりが全体的に優しくなってたおかげで、大阪&東京初日より愛情を感じる雰囲気になってた。

【東京から名古屋の間に変更された演出】(8/9追加)
1.D2覚醒シーンを見たヒデの動き
 東京公演までは「津田くん凄いよ!!」って喜んだ後、その立ち位置で「僕、何やってるんだろう…」だったのが、名古屋では喜んだ後に椅子に寝転んで、顔を手で押さえてめちゃくちゃ悔しがる演出に変わってた。確かに立ってるところから寝転がって顔を押さえるっていう動きを付けた方が『津田くん凄い!!なのに、僕は…』っていうヒデの感情の動きがより一層伝わって来た。
 そしてその悔しさが伝わって来たから、衝動的に自分も病室を抜け出し会場へ駆けつける流れがしっくりくる。

2.ヒデに電話を掛ける津田くん+津田くんの胸元を掴むヒデ
 東京最終日マチネ→ソワレの間に津田くんがヒデを探すとき携帯に電話する演出に変わったんだけど、それが名古屋でも継続されてた。
 そして東京最終日から名古屋は、準決勝に行くヒデを津田くんが見送って髪をかき上げてほっとする演出になってた。確かに表情だけより髪の毛をかき上げる方が遠目から見ても動きがあって、津田くんの安心した感じや『手間かけさせやがって』って感じがわかりやすかった。
 ってか、ヒデと津田くんの電話ってよく見たらお揃いじゃないですか?

 津田くんの胸元を掴むヒデは、東京最終ソワレと名古屋千秋楽限定演出だった。役者さんの感情が高ぶっちゃったのかもしれないね。
 このやり取り、横でアンサンブルの人たちが二人の感情を表現しているのが名古屋公演マチネでは映ってた。

3.J-Iの煙草
 真城と組織委員会の件で話すときに、東京までは煙草しか持ってなかったけど、名古屋では煙草の箱を持って会話していた。名古屋公演は客席との距離があるからよりわかりやすいようにという演出変更なのかな?



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【萌え語り】

 正直、ドラマを見ただけでは各キャラの魅力がそこまで理解できず、推しキャラも出来なかった。『でも吉谷さんが脚本演出するなら絶対舞台はおもしろいはず!』と思って舞台を見た。

 舞台を見終わったら、まんまとD2に堕ちたよねw
 だってダンス!!ダンスがめちゃくちゃかっこいいの!
 OPからD2に目を奪われたし、D2が覚醒する瞬間には号泣するほど好きになってた。

 そして過去にトラウマあるとか、めっちゃクールで頭いいとか、でも内面はめちゃくちゃ熱いとか、萌え要素てんこ盛りじゃない?

 あと、準決勝でD2の衣装にフードつけた人、マジ天才!!
 「ダンス×フードの魅力」をもっと世の中に広めたい。
 下を向いた瞬間、かぶっちゃうフード。
 そしてダンスの振付の中で自然に外すフード。
 フード使うだけでカッコよさ2倍増しだから!!
 めちゃくちゃかっこいいんだよぉぉ。
 D2が覚醒する直前、下手側を見るの。もちろん下手側にはD2に「リミッター外してくれ」って覚醒きっかけを与える真城さんもいるんだけど、父の病室でD2のダンスを見てるヒデもいるんだよね。きっとD2の覚醒は、真城に向けた想いとヒデに向けた想い両方がきっかけだったという演出だと思う。しかも演出家の吉谷さんがツイートしてたけど、初日はD2覚醒時に、D2は笑ってなかったのに、大阪最終日では覚醒直前にD2が笑うんだよ。もう、あの笑顔が最高OF最高OF最高。あそこで吉谷さんがツイートしたってことはきっと覚醒前に笑顔を見せるのは役者さんの判断だと思うし、あそこで過去のトラウマを全部吹っ切って覚醒&開花するとか、マジずるい。D2確堕ちルートじゃん!!


 D2=津田君といえば、ヒデとの関係性、ね。
 二人の共通ワードって「演じる」だと思ってる。

 ヒデは父親が借金を残して失踪したから、捨てられる恐怖を常に持っていて、誰からも嫌われたくない。だから普段から明るく穏やかで、喧嘩の仲裁役をやったりしている。それって捨てられないため嫌われないために、ずっといい人を演じてたんじゃないかな。
 なのに、ずっと一緒に居た津田君がグループを抜けてしまって、一人になった状態で父親が見つかったら、やっぱりダンスより父親の方に傾いてしまうのは仕方なかったと思う。

 そこを動かすのが津田君の覚醒ダンスなんだよぉー。
 んで、会場に戻ってくるけど、準決勝のダンスバトルに出る勇気が出ない。
 ヘタレヒデ可愛すぎか。すぐ甘えるしー。

 逆に、覚醒した津田君がヒデを叱るのがめちゃくちゃ男前過ぎる。あの無口で喋らない津田君が、ヒデに畳みかけるように叱るんだよ!
 たぶん、覚醒前だったらヒデにここまで言わずに、また欝々と自分の中に想いを閉じ込めてた気がする。
 「「「覚醒後のD2は最強!!」」」
 大阪初日はヒデが準決勝ダンスバトルに行く時『…ったく、めんどくせーな』みたいな、かつホッとした表情が入り混じってるのに、大阪最終日は『世話やかせやがって…』みたいに小さく笑って舌ペロするの反則ズルい。お願いだから、あそこのシーンは津田君のアップをカメラワークで映してください!!
 東京初日はまた『…ったく、めんどくせーな』みたいな安心した表情に戻ってたから、小さく笑ったのは大阪最終日の限定演出。あれは吉谷さんの演出指示じゃないんだね。
 個人的にしっかり者の津田君の方が、ヒデより年下ってのもキュンとする(笑)

 ヒデが「津田君と僕はもう敵同士なんだよ!なんでそこまで!!」って叫ぶシーンを見て、一人になったトラウマが相当酷いのが見てとれた。
 この後、津田君が「昔、リサイクルショップでリハしてる時、ヒデの親父が作ってくれた飯、めちゃくちゃ美味かったな」っていう、このセリフ。
 たぶん、今回の舞台の中で1番好きかもしれない。
 何気ないセリフなんだけど、このセリフだけで、過去の関係や色んな情景が頭の中にバッて浮かぶんだよ。そして津田君とヒデと父親の関係性が一瞬でわかるのがほんと凄い。名台詞だと思う。上にも書いたけど、インスタでD2が書いた七夕短冊ともリンクされてた。

 D2にとっての「演じる」とは。
 バックダンサーで踊っていた時に、自分のダンスを否定されて、踊りたいダンスを踊れなくなって、ドロバでも自分のダンスが踊れていないことを見抜いた真城さん。
 WMに移籍した後も、師匠の真城さんとセンターの海斗に、後から混ざった自分はどういう立ち位置でいればいいのか考えて、WMでも本当の自分を出さずに演じていた気がする。舞台でD2が「海斗の両脇を固める兵隊として」という発言からもそれが伺えた。
 大阪楽ではこの言葉を聞いた真城がため息をつくんだけど、大阪初日ではため息を吐いてなかった。でもおそらくこのセリフが真城さんにとって『D2のリミッターを外さないと決勝戦には進めない』と思うきっかけになったんじゃないかと思う。
 D2がずっとWM内でも演じているのを真城さんは見抜いて、過去にD2が否定された踊りを肯定してあげて、D2を覚醒させる姿に「師匠が導く」というテーマが描かれてた。

 WM優勝ルートだと、ヒデが「WMの津田君、かっこよかったよ」って言って、津田君が「それはお前とぶつかれたからだ」って言って、腕コツンするのね。なおかつD2が優勝した後、WMのメンバーにだけ「ドロバは俺の誇りです」って吐露するのも聞ける。D2はクールキャラだから、きっとドロバメンバーには絶対伝えなさそう(笑)
 (8/2追加)ツイッターで感想見てたら決勝戦の衣装がD2だけデニム素材半分入ってるんだね。もう、それ『今の自分があるのはドロバがあるから』ってアピールじゃないですか。ドロバメンバーには言葉にしなくても、きっとD2の衣装を見てドロバへの想いを受け取ってくれるはず。

 ドロバ優勝ルートだと、空が兄とのブレスレット(ドラマ参照)を肌身離さず身につけて、兄の代わりにKODで優勝を勝ち取る姿がカメラで抜かれてた。やっぱり空にとって兄との心のディスタンスは離れてなかったんだね。
 そして最後の最後でYOHEIの名前を出してくる駆。駆が背負ってたものがわかる演出でした。KIZAMI見たいよぉー。


 話は変わるが、理解できなかったセリフがあって、準決勝のダンスバトル前にロビーでグズグズしてるヒデに対して津田君が「親父の事元気づけたいならステージの上で声援してやれ”お前がやらないなら俺がやるけど”」って発言。
 これって、ヒデが準決勝のダンスバトル出ないなら、自分がドロバのメンバーとしてダンスバトル出るって意味ですか?なかなか言ってる意味が理解できなくて、何回も聞いてそういう意味に受け取ったんだけど。
 ヒデにとってドロバは自分の居場所で、仲間で、その場所を取られるのが一番嫌なのをわかったうえで、煽って葉っぱかけたってことなら、津田君も相当策士。
 叫んでダンスバトルに出る覚悟を決めるヒデと、その姿を見て小さく笑う津田君が、ほんと好き。
 大阪最終日マチネはこのシーン津田君のアップなかったけど、ソワレはきちんと映してくれてカメラさんありがとう!
 (8/2追加)東京最終日はそこまでがっつりアップはなかったけど、ポールをぎゅっと握る姿や髪の毛をくしゃっとするのが引きで見れて津田君の気持ちが伝わって来た。

 改めて、ヒデと津田君のコンビ好きだなぁと思った。ドラマがドラマだったから、舞台で二人がどうなるか心配してたんだよ。WM、ドロバ、どちらが勝っても二人とも笑顔でよかったです。
 グループは違っちゃったけど、ずっと津田君とヒデは一番仲良しの友達で、一緒に競い踊る仲間で、お互いを高め合えるライバルであり続けるんだろうなぁと思う。

【D2特化萌え語り】(8/9追加)
 東京最終日を見た時に感じたんですけど、回を増すごとにD2の表情が豊かになってる。表彰時のあれはD2なりの投げチューなんですか?
 OPでも自ら服をめくって腹チラさせるし、舌をベーって出して煽るし、両親指だけ下げてブーイングするし、表情だけでなく大阪公演から全公演を通じてダンスの表現の幅もすごく広がった気がした。
 優勝したときもだけど、海斗や元ドロバメンバーとの些細なやり取りとか、すごく楽しそうで初日でD2に堕ちた身としては成長を感じた。

 WMで「相手チームを殺す」ってやりとりシーンのD2の座り方が、座ってる両足の間に両手ついて、見上げてる時があって愛おしさが爆発した。あと、基本的に敬語で喋るし、冷たい声音なの萌える。モロSっぽいよね、D2って(笑)

 覚醒後に海斗に褒められて喜ぶ表情、名古屋最終日マチネはうつってたけど、ソワレは暗転して見えなかった。

 WM決勝戦ダンスバトル3rdターンで真城さんソロのとき、D2と海斗はバックダンサーなのに、それこそ「うるさい」って思われるぐらいゴリゴリに踊るD2。それを見て、改めてD2は過去のトラウマを乗りこえたのを感じたし、これからも自分のダンスを突き進めて行くんだろうなぁって思った。


【ヒデ特化萌え語り】(8/10追加)
 ヒデって絶対人を見て甘えてるよね(笑)津田くんって甘えても「好きにすればいいけど」ってスタンスの人だから、ヒデめっちゃ甘えてたんだろうなぁ(マジうらやま!)飛び越えようの時も、駆もちゃんと手を貸してるのに、空にばっかり「そらぁー(ぴえん)」って甘えるし、駆に「甘えたいだけかよ!」って突っ込まれるし。空ヒデコンビも可愛いくて好きだから見てて微笑ましいんだけどさ。
 そんな性格なのに、駆と時本がデスミッション~の件で喧嘩してる時、ちっちゃなヒデが駆の後ろからハグして持ち上げて時本から離すの、すごくたまんない。
 ヒデって筋肉バキバキなんだよぉ。ダンスで見せる腹筋や二の腕が凄すぎて『相当普段からダンスの練習してるんだろうなぁ』って努力がうかがえる。
 蒼木陣君って今回の舞台で初めて知ったんですが、ツイッターや舞台の挨拶の仕方を見てても真面目な人柄なのかなぁって感じた。
 ちなみに、ヒデの二の腕見るたびにポンデリング思い出す。絶対モグモグドーナツグッズのせい(笑)

 8/9マチネで、負けたヒデのポージングがめちゃくちゃ可愛かった!!背中で腕を組んで、靴のつま先を後ろでトントンしながら拗ねてるのめっちゃ可愛い過ぎるんですけどー。たぶん、ほかの公演は海斗と空の会話が抜かれてるから全然知らなかった。配信組の辛さ。現場行きたかったなぁ・・・



最後に
『私の右のこめかみにも、いつも津田君の鎖骨が欲しい』
と切に願った舞台でした(笑)

 

 ウソウソ、俳優さんが演技しながらここまでダンスバトル魅せてくれて、最高に滾りました!!ダンスをテーマにしてる時点で、やっぱり舞台がメインだと感じたし、ドラマは舞台へ誘導するための手法に過ぎなかったのかな、って感じた。

 吉谷光太郎氏の脚本演出は、計算されまくってて細かい伏線探すの楽しいし、やっぱ間違いないなって思いました。
(8/9追加)
 無事に怪我なく病気なく千秋楽まで走り切れてよかったよぉぉぉ。舞台開催が否定されるこの時代に、徹底的な感染防止対策を講じて開催してくれて役者さんやスタッフさんに感謝しかない。そして配信の魅力(お金を払えばチケットがご用意され、飲みながら見てトイレにも行ける)も感じることができた。
 現場に行けないから配信全ステしたよ!!(笑)配信全部買っても東京大阪間の往復新幹線並みって、ちょー安いし、お金を払えばチケットが確実にご用意されるってオタクに優しすぎか!
 と、言っても、本音はやっぱり舞台は絶対生で見たかったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
 特にこの舞台は絶対生で見るべき内容だと思った。
 早くいつもの日常が戻りますように。


↓ ここから先は公演ごとの相違点(参考までに) ↓

【日替わり真城さんMIURAモノマネ】(8/9追加)
 8/9マチネはSiriで『丘山さん無茶ぶり過ぎない?今後の展開どうすんの?』って思ってたらいつもどおりニコニコしながらセリフを言う空役の高野君とは真逆に、海斗役の和田くんがめっちゃ焦ってたのが面白かった。
 ソワレはお母さんになってて、いつもニコニコしてた空も突っ込むし、大千秋楽だからかいつも以上にカオスで盛り上がった。

【最後の時本キレシーン】(8/9追加)
 時本がまだドロバの面倒を見るってシーンで「お前らがまだまだだから支えないといけないってことだよ」って言いながらキレ気味にヒデとD2に近づいてくる瞬間、回によって二人のやりとりが違ってて可愛かった。ヒデがD2を盾にして後ろに隠れるときもあれば、D2がヒデの後ろに隠れるときもあったり、二人で指さして『あいつがー』みたいな感じのときもあったり、このシーンメモってなかったからあいまいだけど、いつもこの時のやり取り可愛いなぁって思いながら見てた。

【バトルの変化(7/23時点)】

※D2推しなので、D2メインで書きます

「WM準決勝SHOW CASE」
・7/16大阪初日
 初日なのでダンスのかたさが残ってる印象。
・7/19大阪最終日マチネ
 下を向いた瞬間、D2の頭に自然とフードがかぶっちゃって、振付の中でさりげなく外すのが最高。ダンス×フードの可能性に目覚めた回。
 初日と比べて真城さんとめちゃくちゃ息があってたし、その日のソワレと比べてもD2が跳ねてる感じがした。だから最後の腹チラもめちゃくちゃ見えた(笑)
・7/19大阪最終日ソワレ
 マチネより精彩に欠いてる気がした。やっぱり1日2公演はしんどいよね。

 (ダンスど素人なので間違ってたらすみません)
 ただ、最後の腹チラはカメラワークがより近くなってたおかげで至近距離で見えた(笑)
・7/23東京初日
 すごく綺麗なダンスになった印象。途中で服の襟をスッと直す演出が入った?
 ここを綺麗に踊ることで、ダンスバトルの熱さがより映えるようにする演出かもしれない。最後の腹チラは画角が引き過ぎて全然見えず!カメラさーん!!D2の腹チラを!
・8/2東京最終日マチネソワレ(8/2追加)
 私の大好きなフード芸が、最後のところ一瞬になってた…いつものやつなかった。
・8/9名古屋最終日マチネソワレ(8/9追加)
 名古屋最終日はマチネソワレ共にあったよぉ!いい仕事をしてくれた、フードに感謝!!


「WM準決勝DANCE BATTLE=D2覚醒の瞬間」
・7/16大阪初日
 配信でも伝わってくるD2の意気込み。覚醒したD2の最後、空を仰ぐところとBGMが微妙にズレてて惜しかった
・7/19大阪最終日マチネ
 初日に感じたBGMのズレは改善されてた。照明もD2の苦悩をより一層際立たせてた。覚醒する瞬間、掌を返す振付があって、D2と津田の表裏を表現してるんだろうなぁって思った。そしてJAILを煽って倒していくダンスがほんとキレがあってやばい。
 演出家の吉谷さんもツイートしてた「覚醒する直前、ニヤって笑いやがった」ってあの顔がたまんない。
 あと、AL太を殴って蹴るダンスのあとの好戦的な表情のD2がギャップ萌えで最高でした。カメラワークも最高でした。
・7/19大阪最終日ソワレ
 覚醒前のニヤ度アップ。マチネよりカメラさんがしっかり映してくれてありがとう!!D2の息遣いが感じられるダンス。
 ただ、全体的なカメラワークはマチネの方が個人的に好き。きっと私はD2覚醒は大阪最終日マチネ推しなんだと思う。
・7/23東京初日
 カメラワークがまだ慣れてないのが残念だった。そしてSHOW CASEでも思ったけど、引きの画角が多かったから綺麗なダンスに見えてしまって、覚醒後の熱量が伝わりにくかった。
せっかくの見せ場なのにもったいない。東京最終日までに調整してくれるといいな。
 あとD2覚醒前にニヤッと笑うのが、なんとなく違和感を感じて演技っぽさを感じた。
 大阪最終日ソワレでカメラ抜かれた瞬間に感じた、見る人の背筋をゾクッとさせる本能の笑みじゃなかった気がした。ただ私が慣れただけかもしれない。しかしちょいちょい舌ペロしてて『そんなん大阪ではやってなかったぁー!』ってなった。その後の決勝戦でも舌ペロしてた。大阪→東京間で舌ペロを覚えたD2(笑)
・8/2東京最終日マチネ(8/2追加)
 カメラワークがやはりまだ慣れていないのか全景が多かったり、少し画面が切れて一部見えなかったりするところがいくつかあった。ニヤッと笑うのと舌ペロは健在でよかった。
・8/2東京最終日ソワレ(8/2追加)

 今までで最高の覚醒シーン。特にJ-Iを挑発するように笑うところや舌を出してバカにするように煽る姿が最高だったし、最後手が細かく震えるのが感情が剥きだしになった感じがしてたまらなかった。
・8/2名古屋最終日マチネ(8/10追加)
 全景だったから覚醒時にニヤッと笑うところがわからず。D2推しとしてはそこのアップが見たかったのにぃー。でも引きが多かったから全身のダンスやD2の覚醒を見届けてる周りの人達も見れた。あと、最後の手が細かく震えるところを下手から撮ってくれたから手のアップが凄くよく分かった。個人的に腹チラするときにマイクの固定バンド?お腹の黒い紐が見えるの滾るんですけど、同じ人絶対いるはず!(笑)
・8/2名古屋最終日ソワレ(8/10追加)
 覚醒時にニヤッと笑うところが上手からのカメラで『そこ、下手からの方がわかりやすいの!!』ってめっちゃ思った。東京最終日のカメラワークがめちゃくちゃ良かったので、大千秋楽なのに消化不良気味になってしまった・・・

≪ロビーにいるヒデを津田が叱るシーン詳細≫
<大阪公演>

ヒデ「でも、駆も空も大丈夫だよ(凛々しく真っ直ぐ見つめる)」
津田「それでいいのか?(真っ直ぐ見つめ返し)」
ヒデ「(小さく何度も頷きながら)きっと決勝に残ってくれる」
津田「お前はチームに何も影響を与えないのか?だったらお前は必要ないんじゃないのか?(煽るような軽くバカにした表情)」
ヒデ「(小さく何度も首を振りながら)津田君と僕はもう敵だよ?!なんでそんなに??(なぜそんな事を言ってくるのか理解できず信じられないものを見るような眼で)」

<東京公演初日>
ヒデ「でも、駆も空も大丈夫だよ(津田君に背を向けて弱弱しく言う)」
津田「おまえ、吹っ切れる自信ないのか?(少しだけ心配そうにヒデの背中を見つめる)」
ヒデ「(無理やり笑顔を作って)きっと、決勝に残ってくれる」
津田「お前はチームに何も影響を与えないのか?だったらお前は必要ないんじゃないのか?(煽るような軽くバカにした表情)」
ヒデ「(悲痛な声で)津田君と僕はもう敵同士じゃないか!!なんでそこまで…(縋るような目線で見つめ)」

<東京公演最終日マチネ>(8/2追加)
ヒデ「でも、駆も空も大丈夫だよ(津田君に背を向けて不安なのを誤魔化すように乱暴に言う)」
津田「(確信をもった目で見つめ)おまえ、吹っ切れる自信ないのか?」
ヒデ「(苦しそうな表情で)きっと、決勝に残ってくれる」
津田「お前はチームに何も影響を与えないのか?だったらお前は必要ないんじゃないのか!!(感情がどんどんたかぶっていって最後は叫ぶように伝え)」
ヒデ「(悲痛な声で)津田君と僕はもう敵同士じゃないか!!なんでそこまで…(縋るような目線で見つめ)」

<東京公演最終日ソワレ>(8/2追加)
津田君が準決勝にいないヒデにめっちゃ電話かけてた!!
マチネでは探してただけで
電話なんて持ってなかった!!
でもヒデは電話を病室に置いてるから、いくら津田君がヒデに電話をかけても出ないんだよぉ。
ロビーで会えてよかった・・・が、その後、めっちゃ叱るんだけどな(笑)
そしていつも真城と海斗が話してる時、二人がカメラ抜かれて津田君とヒデが何してるかわからなかったから、今回全景多くて感謝!
ヒデ「でも、駆も空も大丈夫だよ(津田君に背を向けて不安なのを誤魔化すように乱暴に言う)」
津田「(確信をもった目で見つめ)おまえ、吹っ切れる自信ないのか?」
ヒデ「(苦しそうな表情で)きっと、決勝に残ってくれる」
津田「お前はチームに何も影響を与えないのか?だったらお前は必要ないんじゃないのか!!(感情がどんどんたかぶっていって最後は叫ぶように伝え)」
ヒデ「(津田に駆け寄ってシャツを掴み俯きながらも声を荒げ)津田君と僕はもう敵同士じゃないか!!なんでそこまで…(津田の右肩あたりの鎖骨に額?こめかみ?をくっつけながら最後は悲痛な声で辛く苦しそうに吐き出し)」
津田「(背中をトンと叩いてから離れ)」
って、まさか東京最終日のマチネとソワレでこんなにも演出変えてくるの予想外で、私は幻覚を見ているのかと思った。今まで見た配信の中で一番良かった。

<名古屋公演最終日マチネ>(8/10追加)
東京最終日ソワレで急遽変わった携帯電話をかける演出は名古屋も継続されてた。
ヒデ「でも、駆も空も大丈夫だよ(津田君に背を向けて不安なのを誤魔化すように作り笑顔しながら言う)」
津田「(確信をもった目で見つめ)おまえ、吹っ切れる自信ないのか?」
ヒデ「(苦しそうな表情で)きっと、決勝に残ってくれる」
津田「お前はチームに何も影響を与えないのか?だったらお前は必要ないんじゃないのか!(あきれた様子だけど少しずつ感情が高ぶりながら)」
ヒデ「(津田に駆け寄って真っ直ぐ相手を見つめながら声を荒げ)津田君と僕はもう敵同士だよ!!なんでそこまで…(相手の目を見てられなくなり視線を下に外し)」


<名古屋公演最終日ソワレ>(8/10追加)
ヒデ「でも、駆も空も大丈夫だよ(津田君に背を向けて不安げな表情)」
津田「おまえ、吹っ切れる自信ないのか?」←全景なので表情不明
ヒデ「きっと、決勝に残ってくれる」←全景なので表情不明
津田「お前はチームに何も影響を与えないのか?だったらお前は必要ないんじゃないのか!!(感情がどんどんたかぶって最後は怒ったように叫び)」
ヒデ「(津田に駆け寄って勢いよくシャツの胸倉を掴み俯きながらも声を荒げ)津田君と僕はもう敵同士じゃないか!!なんでそこまで…(震えながら俯き津田の鎖骨に額?こめかみ?をくっつけ悲痛な声で苦しそうに吐き出し)」
津田「(ヒデの背中をトンと叩くと同時にヒデのシャツをギュッと掴み返してから離れ)」

ここのシーン、アンサンブルの人たちが二人の心情を表現しているのを、名古屋配信で初めて気づきました。


≪ドロバ優勝EDのヒデと津田君のやりとり詳細≫

〈大阪公演〉
ヒデ「(自信満々に)津田君、僕、かっこよかったでしょ?」
津田「あぁ」
ヒデ「ふふっ、僕も津田君と戦えてほんっとーに楽しかった(男前表情)」
津田「俺もな(クールな横顔の画角)」
ヒデ「ここまで来れたの、津田君のおかげもあるよ(少し泣きそう)」
津田「ふんっ(鼻で軽く笑い)それはお前とぶつかれたからだ(満足気)」
ヒデ「んふふ、ねぇねぇねぇ、ドロバに戻りたくなったぁ?(楽しそうにキラキラした目で真っ直ぐ見つめ)」
津田「ますますお前とぶつかりたくなった(満たされた表情で真っすぐ見つめ返し)」
ヒデ「えぇー、へへへへっ(満面の笑み)」
最後に笑顔で二人で腕コツン

<東京公演>
ヒデ「(自信満々に)津田君、僕、かっこよかったでしょ?」
津田「あぁ」
ヒデ「(楽しそうな声で)僕も、津田君と一緒に踊れてほんとに楽しかった(引きの画角)」
津田「俺もな(引きの画角」
ヒデ「でもさ、どっちが勝ってもおかしくなかったよね?(真面目な顔)」
津田「負けは負けだ(カメラが後ろからなので表情が見えないけどドロバの優勝には納得してる雰囲気)」
ヒデ「(真顔で)ねぇねぇ、ドロバに戻りたくなった?(ゴリゴリの男前雄顔)」
津田「いや、ますますお前とぶつかりたくなった(すべてを吹っ切れた表情)」
ヒデ「えぇー、へへへへっ(満面の笑み)」
最後に笑顔で二人で腕コツン

<東京公演最終日ソワレ>(8/2追加)
ヒデ「(自信満々に)津田君、僕、かっこよかったでしょ?」
津田「(スッキリした表情で)あぁ」
ヒデ「(楽しそうな声で)僕も、津田君と一緒に踊れてほんっとに楽しかった(引きの画角だけど楽しかったのが伝わってくる声)」
津田「俺もな(引きの画角)」
ヒデ「でもさ、ここまでこれたの、津田君のおかげでもあるんだよ(凛々しい表情)」
津田「負けは負けだ(カメラが後ろからなので表情が見えないけどドロバの優勝には納得してる雰囲気)」
ヒデ「ねぇねぇ、ドロバに戻りたくなった?(真っ直ぐな瞳で見つめ)」
津田「いや、ますますお前とぶつかりたくなった(今回のバトルで相手とぶつかれて満足気なスッキリした表情)」
ヒデ「えぇー、へへへへっ(満面の笑み)」
最後に笑顔で二人で腕コツン+お互いに背中トン
 優勝賞金とトロフィー渡す前の全員ダンスの時に、D2が客席に投げチュー?っぽいのをやった気がするんだけどあれはなんだったんだろう。とにかく公演を重ねるごとに、どんどん表情豊かになっていくD2に、沼の深さを思い知ってる・・・

<名古屋公演最終日ソワレ>(8/10追加)
ヒデ「(自信満々に)津田君、僕、かっこよかったでしょ?」
津田「(穏やかな表情で)あぁ」
ヒデ「(楽しそうな声で)僕、津田君と一緒に踊れてほんっとに楽しかったよ(引きの画角だけど楽しかったのが伝わってくる声)」
津田「俺もな(引きの画角)」
ヒデ「でもさぁ、どっちが勝ってもおかしくなかったよね(凛々しくてすがすがしい表情)」
津田「負けは負けだ(カメラが後ろからなので表情が見えないけどドロバの優勝には納得してる雰囲気)」
ヒデ「ねぇねぇ、ドロバに戻りたくなった?(前かがみで真剣な声音で真っ直ぐ相手を見つめ)」
※今までずっとヒデのアップだったから気づかなかったけど、このセリフの瞬間、真城と海斗がバッとD2の方を見るのが名古屋配信で分かった。アップになるとほかの人の反応が見れない配信の弱みを痛感した…
津田「いや、ますますお前とぶつかりたくなった(今回のバトルで相手とぶつかれて満足気なスッキリした表情)」
ヒデ「えぇー、へへへへっ(満面の笑み)」
最後に笑顔で二人で腕コツン+お互いに背中トン

 たぶん、アーカイブが残ってる間、また何度も見返して修正すると思う。そしてドラマ⇔舞台の伏線も検証したい。が、時間がない・・・