ジャニオタが勉強してみた

生粋のジャニヲタが、人生のお勉強をするブログ

舞台関連

舞台「文豪とアルケミスト 戯作者ノ奏鳴曲(ソナタ)」の感想(R5.3.8追記修正)

【感想】 「おださくの成長物語」と思わせつつ、観る人が無頼派の存在に「救われる物語」ではないか。 つまり無頼派がキリストで、私たちが信仰者。ところどころにキリスト教要素が含まれているのは救いの物語だからなのかも。 坂口安吾の「堕落論」を取り上…

舞台「文豪とアルケミスト 嘆キ人ノ廻旋(ロンド)」の感想

【感想】製作陣と文豪たちが己へ突き付けた≪エゴの刃≫のような作品だった 劇中でも度々出てくる単語「エゴ」 辞書でひくと「エゴイズムの略。自分の利益を中心に考えて、他人の利益は考えない思考や行動の様式、利己主義」とあった。 例えば「楽しくてエンタ…

舞台「文豪とアルケミスト 捻クレ者ノ独唱(アリア)」の感想

【感想】 徳田秋声の成長を見守ることで、見る側が自分の生き方を見つめ直す作品だと思った。 まだストリーミングで1回しか見てないので、ディレイで複数回見て深堀りしたら、適宜修正していきます。 現時点での【様々な伏線や気づき】 ・幕開け演出の変化 …

「ミュージカル封神演義~開戦の前奏曲~」の感想(1/3追加修正)

【感想】「趙公明が平野良さんで本当に良かった」(詳細は後で)良かった点:ミュージカル×封神演義の魅力を知れた悪かった点:原作未読だと理解しにくい。太公望の人物描写が浅い。 【あらすじ】(公式) 古代中国ー殷の王朝時代。第30代皇帝・紂王は仙女の…

舞台「文豪とアルケミスト 綴リ人ノ輪唱(カノン)」の感想(R3.2.24追記修正)

【コロナで心が死んだオタクが、文劇に救われた話】(※ちなみに第2弾の感想はこちら) この作品は「文化芸術が無くなったときに、人の心はどうなるのか」 「今、私たちは、どのように抗い立ち向かい、コロナと共存していくのか」が描かれた社会派の作品です…

「GRIMM(グリステ)」の感想(ネタバレあり)

(昨今の状況を鑑み、配信の感想です) ↓ 最初にちょっとした説明 ↓ 【キカクのタネとは】演出家の「この俳優の新たな一面を引き出したい」、俳優の「こんな役を演じてみたかった」、また視聴者の「2人のこんな役を見てみたい」など外見や性格、物語の舞台な…

「KING OF DANCE(キンダン)」の感想(ネタバレあり)

(昨今の状況を鑑み、配信の感想です。2回当選してチケ持ってたし当日券出てたし、めっちゃ現場に行きたかった…コロナめ) 【略語説明】ドロバ=Drawing BackWM=WORLD_MKOD=KING OF DANCED2=津田君J-I=純一 【ドラマから舞台への導入方法について】 ドロ…

舞台「文豪とアルケミスト~異端者ノ円舞(ワルツ)~」の感想(R3.2.24追記)

「文豪とアルケミスト~異端者ノ円舞(ワルツ)」の感想 【前提】・すみません、ゲームはやってません・友人が谷佳樹君を応援してたから名前は知ってて、別の友人に誘われ『佳樹君が主演なら』という理由で見に行った・私は藤崎竜氏の「封神演義」を溺愛して…

「封神演義」太公望好きによる橋本祥平さんのファンミ感想

【注意】「封神演義」好きの太公望崇拝主義者が、橋本祥平さんのファンミーティングに参加した備忘録です。橋本さんのファン目線ではないのでご注意ください。 人生初のファンミーティングなるものに参加してきました。 感想は… 『神は存在した』 私は漫画「…

ミュージカル封神演義感想5(聞仲戦~まとめ)

【聞仲戦】聞仲が出てくるときに流れるBGMがやばい。重厚な音が腹の底に響き渡って不安感が煽られるし、重い空気で息苦しくなりながら見てた。聞仲戦は絶対舞台に足を運んで生で見て欲しい。画面じゃ伝わらない生の迫力があった。聞仲が「殷は何度でもよみが…

ミュージカル封神演義感想4(飛虎~天化~四聖戦)

【飛虎脱出】 申公豹が1部最後で「知恵や人情で乗り越えることは出来ない」って太公望に伝えるところから、2部最初に太公望が「戦わずして勝ちたい。民同士の戦いは避けたい」という言葉が繋がってて、今後の戦いを示唆してるシナリオが上手い。 あと、飛虎…

ミュージカル封神演義感想3(楊戩のテスト~武吉との出会い)

【楊戩のテスト】改めて言う。楊戩の声がイケボ過ぎてめっちゃ楊戩!!声を聞いただけで「楊戩の声だ!」ってなったし、家に帰って原作を読み返した時に安里君の声で楊戩がしゃべってた。安里君の番組で「天才イケメン道士の役なのでいい感じの声にした」「…

ミュージカル封神演義感想2(蟇盆~西岐~哪吒戦)

【蟇盆事件】妲己を倒そうとするシーン。原作とミュージカルでは内容が変わってました。原作は、妲己を倒す→妲己が再登場し『さっきのは影武者よん』→慌てて影武者を助けたら『わらわが本物よん』で二転三転する面白さがあるんだけど、ミュでは、妲己を倒す→…

ミュージカル封神演義感想1(導入~申公豹戦~オープニング)

【導入部分】 真っ暗な舞台の中、ぼんやりと光がさして、主人公の太公望が浮かび上がって来る。その瞬間『うわぁぁ、太公望が目の前にいる!!息をしてる!!生きてる!!動いてる!!』って衝撃が走った。20年間ずっと大好きで何度も何度も原作を繰り返し…

ミュージカル封神演義の感想

人生初2.5次元舞台を見に行ってきました。1996年から20年以上ずっと好きな作品で、語ったらドン引きされるくらい好きな作品です。箇条書きにした感想を備忘録として載せておきます。 「キャラクターについて」・太公望のビジュアルがイメージ通り・くるくる…